|
[ 単行本 ]
|
シュレーディンガーの思索と生涯―波動のパラダイムを求めて
・中村 量空
【工作舎】
発売日: 1993-05
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,475円〜
|
・中村 量空
|
カスタマー平均評価: 4
なかなか 波動力学を通して量子力学の建設に寄与したシュレーディンガー の伝記。彼の実在論的波動一元論がボルツマンとマッハの両者から 大きく影響を受けたものであること、シュレディンガーとボーアの 考え方の違い、彼がミクロレベルの波動力学に至った際に、ハミルトン 力学と波の伝播理論との関係を重要視していたこと、などが彼の人生 の即して説明されます。その他「生命とは何か」、「精神と物質」など 彼の広い範囲の考察についても触れられており、彼の著作を読んで みようという気にさせられました。
|
|
[ 単行本 ]
|
北極圏へ―オーロラと地球温暖化に挑む
・赤祖父 俊一
【白日社】
発売日: 2006-04
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,472円〜
|
・赤祖父 俊一
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
メンデル―遺伝の秘密を探して (オックスフォード科学の肖像)
・エドワード イーデルソン
【大月書店】
発売日: 2008-04
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,471円〜
|
・エドワード イーデルソン ・Edward Edelson ・Owen Gingerich
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
思想史のなかの科学 (平凡社ライブラリー)
・伊東 俊太郎 ・村上 陽一郎 ・広重 徹
【平凡社】
発売日: 2002-04
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,905円〜
|
・伊東 俊太郎 ・村上 陽一郎 ・広重 徹
|
カスタマー平均評価: 4.5
未来へと連なる科学の哲学と歴史 世界に働きかける実用的な手段であり、世界を観る枠組みでもある科学と技術が、人類の営みの中でどのように産まれ、どのように社会と関わってきたのか。こういう統一的な図式を、古代から現代に至るまでの歴史的な視点から示してくれる本を随分探していたが、ようやく求めるものに出会えた気がする。内容は広くて浅いが、その広さは孔子からサイバネティクスに至るまでと半端無く、浅いと言っても本質の含有度は極めて高い。大学に入ったばかりの頃に読みたかったとも思うが、断片的な知識と問題意識を未消化のまま抱えていた今だからこそ、価値が分かるのかもしれない。
道具がつくられ、農耕がはじまり、都市が興って哲学が花開く、というところまでは、世界各地でほぼ同時に起こってきたが、なぜ科学だけが西洋文化に特異的なものとして産み落とされたのか。中国やインドやアラビアとの関係性も考慮しながら、西洋特有の思想と宗教の伝統の内に、その原因を探り当てている。その後、産業革命や社会主義の勃興、進化論や相対性理論の発展を経て、一旦は哲学と分離した科学が再び哲学と融合すると同時に、社会情勢や国家体制との結びつきがどんどん強固になってきた。そうした事実を踏まえた上で著者たちが現代(といっても70年代)に突きつける、社会と思想と科学自体の行き詰まりに関する問いは古くて新しい。
「科学を理解しない者は“無知”であり、科学を妄信する者は“無粋”であり、安易にポストモダンに走る者は“無智”である」という思いを新たにする。専門分野が何であれ、科学に対してどのような態度をとるのであれ、いやしくも科学や技術について何かを語るには、この本が示す程度の経緯と事情は踏まえておきたい。
読みごたえはあるが、気合が必要。 科学の歴史において重要な人物、理論をほぼ網羅的に
取り上げ、余分な話をいっさい省き、内容を凝縮させた感じの本。
中身の濃さは、申し分ないが、ちょっと「遊び」がない気がする。
理系的センスのある人は、普通に読んでも楽しめると思うが、
そうでない人は、教科書だと思って気合を入れて読むか、
あるいは、索引も充実しているので、辞書的に使うのも
よいのかもしれない。
プロローグ、エピローグの鼎談は面白い!
科学はどこへ向かうのか? もとはNHKの大学講座のテキストだそうだ。別の出版社からの初版が1975年というから,今から30年も前ということになるが,今後の科学を考える著者らの視点は今でも十分に通用する。 自然科学の発達の歴史が,その時代の社会や思想を踏まえて解説されている。まさしく「思想史の中の科学」という内容。思想という背景から説明されると,ニュートンやコペルニクスなどに持つ印象が変わるかも知れない。 3人の著者の対談も含まれているが,その中で(あまり一般的でない)横文字が頻繁に出てくるのが,対談そのものに難解な印象を与えてしまっているのではないか。しかし,この対談も思想から見た科学史の概略が理解できて役に立つ。
|
|
[ 単行本 ]
|
科学する心―日本の女性科学者たち (B&Tブックス)
【日刊工業新聞社】
発売日: 2007-11
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,470円〜
|
|
カスタマー平均評価: 4
女性科学者の地位向上の歴史 女性科学者の地位向上の歴史をかいま見る気がして好著だ。
女性の科学者の立場は、現在少しはよくなって来ているだろうが、平均的には、まだまだであることは否めないだろう。そんな日本において、1873年生まれの丹下ウメさんから始まって、現在も活躍中の方を含めた14名の女性、1組の夫婦、女性研究者を支えた5人の男性のことが紹介される。特に戦前の方の研究以外の面での苦労は想像に難くない。そのあたりが控えめに語られるだけに、なおいっそうの感じを持つ。また、そんなアジェンダの苦労を越えて、科学者としての喜びも十分表現されている。それが何とも頼もしいかぎりだ。
研究者達のポートレートが用意されていて、その表情を見るだけでも元気をもらえる。男性、女性に限らず手にとって欲しい。
日本の女性科学者のパイオニアと現役科学者の業績 国内の自然科学系の女性科学者に焦点をあてて、生い立ち、学問(科学)への目覚め、学生時代、
そして科学者としての活動(研究業績)という流れに沿って、約20名の科学者が各章に分けて
編まれています。
その20名の中には、既に亡くなっている科学者を含め、女性科学者の後進を積極的に育てた
男性科学者も含まれており、また非常に有名である宇宙飛行士の向井千秋さんや環境リスク評価の
分野で著名な中西準子さんなどの各位の文による章も、文系理系を問わず、進路を決めようとする
高校生や理工学系の学生をはじめとして、直接的には技術に関係しない方でも、一部専門的な
内容を含みますが、そこを読み飛ばしながらも十分に読み進められると思います。
少し残念に感じたことは、各科学者の紹介文章が生い立ち?業績という型にはまってしまっており、
更に各現役科学者はやはり自分の業績を控えめに表現する傾向があり、客観的な視点から各
科学者の偉大さを伝える工夫があると、より良書となったのではないかと思います。
いずれにしても、新しい視点から女性科学者を見つめなおした貴重な書であり、皇后陛下からの
費用援助もあり英文でも出版されている書で、おすすめできる内容であることを紹介しておきます。
|
|
[ 単行本 ]
|
科学はいかにつくられたか―歴史から入る科学哲学
・落合 洋文
【ナカニシヤ出版】
発売日: 2003-05
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,468円〜
|
・落合 洋文
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
ラムフォード伝―スパイ・軍人・政治家そして大物理学者
・奥田 毅
【内田老鶴圃】
発売日: 1988-11
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,464円〜
|
・奥田 毅
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
若きアインシュタイン―相対論の出現
・ルーイス パイエソン
【共立出版】
発売日: 1988-10
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,458円〜
|
・ルーイス パイエソン
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
「イチョウ精子発見」の検証―平瀬作五郎の生涯
・本間 健彦
【新泉社】
発売日: 2004-11
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,452円〜
|
・本間 健彦
|
カスタマー平均評価: 4
自然科学関係者へのオススメ書 各地の大木の銀杏に解説文と共に名が刻まれていることもある平瀬作五郎に
ついて、生い立ちから生涯を追っています。ただし、「精子発見の検証」
とはいうものの、東大の成り立ちや、西洋画の勃興期、植物学界の黎明などに
紙面の多くが費やされており、資料不足とはいえ残念ながらほとんど
推測の域をでない著者の平瀬贔屓にって良いように解釈されている感は
否めません。
しかしながら、標本館として今尚貴重な資料として現存する牧野富太郎や
南方熊楠をはじめとする各界の明治を前後する時代の有名人の実に基づいた
平瀬を中心とした交流は生き生きとした姿で描かれており、少し誤字が
多いものの、躍動感溢れたストーリーは自然科学に関係する方なら一読
しておくべきかも知れません。
イチョウ精子の発見者平瀬作五郎を再発見してみませんか イチョウ精子の発見は日本が誇るべき生物学上の大発見であるのにも関わらず、その発見者である平瀬作五郎については殆ど知られていない。作者はこのことに疑問を感じ、平瀬作五郎を主題にして本書を著した。平瀬作五郎については現存する資料が殆どないことから、作者は平瀬作五郎を取り巻いた時代環境を詳しく述べることで、平瀬作五郎の置かれていた状況を解き明かしながら平瀬作五郎の一生を辿っている。そのため、平瀬作五郎本人についてよりは、明治時代の図画教育や東京帝国大学植物学教室の創世期について多くのページが割かれており、著者自身が述べているように本書は平瀬作五郎の評伝・伝記と言える本ではない。解説者の堀 輝三氏が述べているように「推理ノンフィクション」と言える新ジャンルの本であろう。しかしながら、乏しい資料に苦しみながらも、著者自身が発見した事実も織り込みながら平瀬作五郎の一生が時代背景と共に生き生きと描かれている本でもある。
|
|
[ 文庫 ]
|
私の履歴書 科学の求道者 (日経ビジネス人文庫)
・今西 錦司 ・河合 雅雄 ・西澤 潤一 ・小柴 昌俊 ・福井 謙一
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 980円〜
|
・今西 錦司 ・河合 雅雄 ・西澤 潤一 ・小柴 昌俊 ・福井 謙一
|
カスタマー平均評価: 0
|
|