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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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物理学者たちの20世紀 ボーア、アインシュタイン、オッペンハイマーの思い出
・アブラハム・パイス
【朝日新聞社】
発売日: 2004-01-17
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
Amazonポイント: 39 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,919円〜
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・アブラハム・パイス
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カスタマー平均評価: 4.5
ジャンルは歴史と科学 実に惜しい。科学書に分類されることで何人の読者を失ったことか。 タイトルと装丁に引かれて手にしたが、期待とはまたっく違う展開に、しかしとまどうことなくぐいぐいと引き込まれた。 第二次世界大戦前の欧州が豊かなりし頃からナチス下での戦時生活を経て、米国が世界をリードしていくその時代にかの地で名をなした男が、己の生き方を軸に、古きよき欧州を、ユダヤの歴史とナチスの時代を、米国でしのぎを削る科学者たちの世界を、とにかく一つのジャンルでくくれないほどの話題を書き上げた。 いわゆる理系の人だけでなく文系の人の目にも触れて欲しい本である。
素粒子物理学で長い期間活躍したパイスの自伝 〜原著の出版時に買ったのだが、ぱらぱらめくっただけで書棚の奥にしまったままだった。翻訳が出たので、一気に読むことができた。戦前から素粒子物理学界で業績を上げていた天才パイスの自伝である。第二次大戦のときには、オラダで隠れ家暮らし(近くの街にはアンネ・フランクもいたらしい)をしていて、なんとか生き延びたこと。しかし、結婚間もない妹夫婦〜〜は強制収容所で殺されたこと。学位をとったきの友達がナチスに処刑されたことなど、悲しい経験も多い。掲載されている写真の中に、それら殺された人が映っているのを知ると、何とも言えない気持ちになる。 〜〜 彼の交流相手として、さまざまな物理学者が登場する(翻訳出版社がこれだけを強調しているが、間違いだ)。趣味の広いパイスは、さまざまな著名人に出会っていて、彼らや彼女たちに対しての率直な感想や辛辣なコメントや愉快な人柄の紹介(ボーアとアインシュタインの漫才のようなやり取りが面白い)、いろいろなエピソードが満載で、本書ではじめてあきらか〜〜になったようなものもある。物理学を勉強した人なら、だれでも憧れの物理学者が一人二人はいるだろうけど、そう言う人には、自分の好きな物理学者ついての話題に興味を惹かれるだろう。 〜〜 翻訳書のタイトルは、いかにも売らんがために付けたことがわかる。著者のパイスに失礼ではなかろうか。原著に掲載の写真の数も、翻訳では半分くらい。このように翻訳出版社に不満があるので、星一つマイナス〜
二つの祖国を持つ男の物語 物理学というタイトルにおびえる必要は全くありません。本の分厚さも、読み進んでいくうちに忘れてしまうくらい楽しい。それはこの本に、一般的に文章力はあまりない学者の書いた文章とは思えない、物語りを読んでいる気持ちに読者を引き込む力があるからだと思います。これは、自分の一生を、渾身の力を振り絞って、しかも様々な角度からの分析を通して書かれた自伝的「総説」。その意味では邦題は少し的外れと思えなくもない。第二次大戦終結の1945年までの出来事が全編の序曲として書かれ、そこに現れたモチーフが、その後の人生の様々な場面で変奏、発展され、さらに、物理学者だけに限らない、数多くの素晴らしい人達との出会い(特に美術史学者パノフスキー)によって響き渡るハーモニー。私には全体が音楽の流れのように感じられた。しかも、この話には二つの大陸に関する“落ち”まである! パイスの名前は知らなくてもボーアの名前を聞いた覚えがある。専攻は問わず、研究者としての道を歩みたい、または歩んでいる。西洋の知識人はどんなことを考えて行動しているのか、に関心がある。米国と欧州はなんで仲が悪いのか気になる。子育てに悩んでいる。とにかく今人生に疲れている。そんな皆さんにお勧めします。素敵な女性達、たくさん散りばめられた生きる知恵(特にボルチモアのセントポール協会の碑文)と、著者の正直な語り口とが、私に大きな力を与えてくれました。
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[ 単行本 ]
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星を追い、光を愛して―19世紀科学界の巨人、ジョン・ハーシェル伝
・ギュンター ブットマン
【産業図書】
発売日: 2009-03-19
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,900円〜
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・ギュンター ブットマン
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ダ・ヴィンチ 天才の仕事―発明スケッチ32枚を完全復元
・ドメニコ ロレンツァ ・エドアルド ザノン ・マリオ タッディ
【二見書房】
発売日: 2007-04-27
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,899円〜
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・ドメニコ ロレンツァ ・エドアルド ザノン ・マリオ タッディ
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カスタマー平均評価: 5
やはりダゥ゛ィンチは、、、 ただものではなかった。
残された32まいの発明スケッチも、よく復元できたと感激してしまう。
たんなる絵描きではなく科学者であった彼は後世の人達へ
おおきなプレゼントをおいていったようなものである。
そして、ひとつひとつ見事に復元していった、もちろん
協力者たちもいたであろう、それらみんなにもドメニコ氏にも拍手をおくりたい。
この本はこれからも読み伝えられていくであろう。
天才はそーはいない
一読推薦します。
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[ 単行本 ]
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子どもを理科好きにする科学偉人伝60話
・山口 晃弘
【学事出版】
発売日: 2008-06-01
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
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・山口 晃弘
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カスタマー平均評価: 4
日本人もなかなかやるな 科学史に興味があり、たくさんの子供たちにも何とか科学や科学者に興味を持ってもらおうと思い、この本を購入した。一般に偉大な科学者というと、外国の人が多く、日本の科学者はなかなか注目されることはなかったような気がする。しかし、この本を読むと日本人の名前がよく出てくる。つまり、日本人も世界に名だたる人がたくさんいるのである。この本を読むと、日本ではその道でしか有名でない方が紹介されていて、大変興味深く読ませてもらった。見開き2ページに一人の紹介があり、疲れずに読むことができた。子供のために買ってやったのだが、大人でも知らないことがたくさん掲載されていて、とても勉強になった。子供たちも「自分たちが知らない人がこんな功績を残している」ことを知り、日本の科学者に対する意識が高くなり、科学に興味を持つ子供がたくさん持つようになってくれればと思った。
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[ 単行本 ]
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アイン博士の第一ボタン―観客側からみた、あくまでも学術的な考察(新説)
・小丘 零二
【ブイツーソリューション】
発売日: 2004-10-10
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
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・小丘 零二
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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エンリコ・フェルミ―原子のエネルギーを解き放つ (オックスフォード科学の肖像)
・ダン クーパー
【大月書店】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
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・ダン クーパー ・Dan Cooper ・Owen Gingerich
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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前野蘭化〈1〉解体新書以前 (東洋文庫)
・岩崎 克己
【平凡社】
発売日: 1996-05
参考価格: 2,835 円(税込)
販売価格: 2,835 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,890円〜
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・岩崎 克己
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カスタマー平均評価: 5
解体新書までの蘭学史 前野蘭化(良沢)を中心に蘭学史の展開を考察する三部作第一巻。
本書は解体新書以前の蘭学の状況を描く。江戸時代中期までの蘭学の意義、兵学、天文学、地理学、獣医学、医学の様相を詳細に教えてくれる。
前野蘭化の前段階として青木昆陽などのオランダ語研究、そして解体新書翻訳直前までを追う。当時のオランダ語研究のレベルや、解体新書研究の必要性が理解できる包括的な一冊である。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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創造への旅
・諸岡 さとし
【文芸社】
発売日: 2001-02
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
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・諸岡 さとし
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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朝永振一郎著作集〈2〉物理学と私
・朝永 振一郎 ・小谷 正雄
【みすず書房】
発売日: 2001-10
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 1,950円〜
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・朝永 振一郎 ・小谷 正雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ガリレオの娘 ― 科学と信仰と愛についての父への手紙
・デーヴァ・ソベル ・田中 一郎
【DHC】
発売日: 2002-01-31
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
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( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,889円〜
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・デーヴァ・ソベル ・田中 一郎
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カスタマー平均評価: 4
A view of the complex private-public life of a scholar During the opening chapters of the book, we are told that Galileo had fathered children out of wedlock -- a practice that was not so unusual during his time. The book is based on letters written by one of Galileo's (illegitimate) daughters to her father. Since his daughter lived her life as a sister, under the watchful eye of her religious colleagues and superiors, it is assumed that the letters from Galileo to his daughter were destroyed for her protection. The reader learns through the eyes of Galileo's daughter about his love of science, women, and his children. We also learn about his love and repect for the church and the anguish he faces when some powerful members of the clergy cannot understand that that Galileo's love (and perhaps stubborness) for the scientific ``truth" is not meant to be a form of insubordination. Although details of the daughter's life are kept to a minimum, the few that appear in the letters give the reader a fascinating glimpse of the very impovershed and miserable life of sisters. Their lack of food, heat and comfort are contrasted by the wealth surrounding the male clergy - some of whom come to condemn the work of Galileo. The contents of the book are fascinating, however, there are two minor drawbacks which have lead me to give it a 4-star rather than the full 5-star rating. First, the prose may be too difficult for non-English speakers since it is written in an old-fashioned style consistent with the period in which the protagosists lived. And second, the book begins to move very slowly near the latter few chapters when Galileo begins to face increasing difficulties with the leaders of the clergy.
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