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[ 単行本 ]
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アインシュタインここに生きる
・アブラハム パイス
【産業図書】
発売日: 2001-03
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
Amazonポイント: 39 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,155円〜
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・アブラハム パイス ・Abraham Pais
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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夜明けのE・Tごっこ―がん死・こうちゃんの場合
・佐藤 桂子
【MBC21】
発売日: 1999-01
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,153円〜
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・佐藤 桂子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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テスラ―発明的想像力の謎
・新戸 雅章
【工学社】
発売日: 2002-02
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,150円〜
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・新戸 雅章
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カスタマー平均評価: 4
テスラの文化的周辺知識本 テスラの文化的背景や、歴史的な背景が主に浮かび上がってくるような内容で、彼自身の発言を掘り下げたい方や思考的手がかりを探したい人には、もの足らないと思います。
がっかりしましたが、断片的な知識を少しでも得たい方にはよいかもしれません。
何とも危うい着地点 「凄く」オカルティックな話が嫌いな人は読むべきではないでしょう。
(そんな人はそもそもニコラテスラに興味を持たないでしょうが...)
他の本では避けて通っている「危うい」部分を、敢えて真正面から
突いて来るこの本のパワーは凄いです。
テスラの発明した技術をベースに、著者が繰り広げる不思議な世界。
発明品(例えば電球)についての、文化的な側面も詳しく説明してくれてます。
これもなかなか面白い。
無線操縦の(可潜)潜水艦の写真なんて私は初めて見ました。
オートマトンについての記述は、ポーの短編を思い出させます。
私はルドルフ・シュタイナーや錬金術、カバラ、UMAなどの妖しげなモノが
大好きなので全然OKなんですが。
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[ 単行本 ]
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PC‐9801 マーケティング・ゲーム
・越出 均 ・寺島 和夫 ・岡田 好史
【日刊工業新聞社】
発売日: 1987-07
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,149円〜
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・越出 均 ・寺島 和夫 ・岡田 好史
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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野口英世 最後のたたかい
・中山 達郎
【文芸社】
発売日: 2005-07
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,147円〜
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・中山 達郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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アインシュタイン [新装世界の伝記]
・瀬川 昌男
【ぎょうせい】
発売日: 1995-02-01
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,145円〜
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・瀬川 昌男
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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父マルコーニ
・デーニャ・マルコーニ パレーシェ
【東京電機大学出版局】
発売日: 2007-01
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,139円〜
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・デーニャ・マルコーニ パレーシェ ・Degna Marconi Paresce
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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大正日本を揺がせた四十三日間 (アインシュタイン・ショック)
・金子 務
【河出書房新社】
発売日: 1991-04
参考価格: 1,835 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,124円〜
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・金子 務
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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風の鼓動
・綾部 典子
【新風舎】
発売日: 1996-03
参考価格: 1,121 円(税込)
販売価格: 1,121 円(税込)
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( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,120円〜
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・綾部 典子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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匂いの帝王
・チャンドラー バール
【早川書房】
発売日: 2003-12-10
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 1,115円〜
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・チャンドラー バール
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カスタマー平均評価: 4.5
天才的な嗅覚と表現力を持つ科学者ルカ・トゥリンの半生を綴った科学ノンフィクション。 香水ガイドブックを著すほどの香水マニアであったことから、香水・香料業界と深く関わり、そこから嗅覚機構の研究へと進み、画期的な新説を打ち立てたルカ。しかしそこは100年来の矛盾に満ちた定説に縛られた学界・業界による固く閉ざされた世界だった。
文章表現は、匂いの表現から分子機構、人々の振る舞いまでに比喩的な形容が多用されており、翻訳文であることと相まって慣れるのに苦労する。しかし内容は、それを乗り越えて余りある興味深いものだった。
本書の読みどころは3つあると考える。
@多様な匂いの表現。古今の名香水(らしい)の特長も様々な秘話とともに語られている。香水マニアにとっては堪らないだろう。
A嗅覚機構解明のプロセス。貪欲なまでに生物・物理・化学の領域を自由に飛び越えながら匂いを識別する新たなモデルを構築するルカ。高校?大学教養程度の知識があるとより楽しめそうだ。
B古い体制・有力者たちとの格闘。研究者としての実績がほとんどないルカの説を、過去から守ってきた定説や利権を脅かされるとして、頭から拒絶し黙殺する学界・業界の大物たち。その中で苦闘するルカの姿やキャラクターが魅力的である。
嗅覚は五感の中でも最も研究が遅れている知覚であり、本書内でも論争は決着せず、最終的に中途半端な締めになってしまったのが惜しまれる。
なお本書が出版された(原著2002年、邦訳03年)直後の2004年のノーベル生理学・医学賞を、「匂い受容体および嗅覚システムの組織化の発見」として、嗅覚研究の第一人者であるリチャード・アクセルとリンダ・バックが受賞した。彼らは本書の中で、ルカの説と真っ向から対立し、力で否定し黙殺した人物としても登場する。
こういった展開からも、本書の続きをぜひ読みたいものである。
いろいろな意味で面白い 本書は匂いについて標準的な説とは異なる説を唱えたルカ・トゥリンという学者が研究を進め
ていく過程を経時的に追っていくドキュメンタリーのような話です。
彼の破天荒な知的探求や匂いに関するさまざまな話、思い入れなどがありますが、中でも面
白いのが、標準的な説を唱える学者たちとの対決の中でいかに彼が辛酸をなめさせられたかの
話で、論文を読んでもないのに批判して、批判するなら論文を読んでくれというと読む時間が
ないの一点ばりで電話を切る学者、ネイチャーに一年も論文を保留されたあげくリジェクトさ
れる話、一方ではBBCの番組や学会での活躍の克明な描写など、読んでて面白かったです。
全く、標準説の科学者はろくでもないやつばっかりだな、というお話なわけですが、実は冷静
に読めばわかるように、そして、著者も気づいている通り、トゥリンという学者も実はその上
をいく存在です。自説に不都合な論文はろくに読みもせず、棚にしまいずっと封印してたとか
、企業と組んで自説の予測が完全に外れたときには、それを素直に受け入れず、各地に電話
でどなりこんでまわったり、実験の手続きはいい加減、匂いに関する自分が気に入らない説
(とくに匂いと性を結びつける話)は、もう標準説の学者以上に相手にもしないという姿勢。
と常軌を逸しています。
著者の言っている通り、反対意見の人の言い分をまるで載せず、主にトゥリンの言い分どお
り載せてこれなんだから、あまり話は鵜呑みにしないでおくのが賢明だなとは思いました。
ほか、同じ分野の人が物理や化学にうとく、トゥリンの話にまるでついていけない一方、彼が
その知識と匂いへの愛着を生かして創造的な説を唱えたという点が興味深いなと思いました。
2004年度ノーベル生理学・医学賞 2004年度のノーベル医学・生理学賞が嗅覚の解明を行った 米コロンビア大のリチャード・アクセル教授(58)と 米フレッドハッチンソンがん研究所のリンダ・B・バック博士(57) に送られることが発表されました.授賞理由は「におい受容体と嗅覚システムの発見」 この本で紹介されているルカ・トゥリンとは別の人ですが,今まで解明されてこなかった嗅覚の仕組みを 解明した研究者にノーベル賞が送られたというのは面白いですね. 本自体の評価としては,かなり読むのに疲れます.
冗長な記述だがつまらないことはない 匂いについてちょっと調べていたので読みました。 しかし、匂いの学術的成果を読みとろうとすると、 電子メールのやりとりなどがなんとも冗長な記述で 読んでいて疲れます。 しかし、研究者の研究生活ドキュメントとして読めば それはそれで面白く、論文に発表するときには殆ど カットされてしまう苦労話、発見の瞬間、大学職員 や論文審査員との確執などは面白い。 天才肌の大学の先生など、そういえばこんな人もいた かなあ、など思い当たることもあります。 結局匂いの研究ははかどっていない。匂いの「原色」 が見つからないせいだが、10種くらいのにおいで 代用するという研究もでており、これから研究が進む と思い、匂いに注目しています。
匂い・香りに携わる人全てに 天才的科学者、ルカ・トゥリン。 彼はまた匂いの表現の天才でもある。 日常的にある様々な匂いは意外に表現が難しい、と言うことをこの本から私は知った。 そしてまた匂いと言うものが、私達の生活の中ではいかに重要なものなのかも知れた気がする。
目で見えるものを大事にしがちな現在において、不確定な(主人公ルカにとっては不確定でないのかもしれないが。)「匂い」を題材にしたこの本はとても新鮮であった。 多少化学的な知識があるとさらに読みやすいであろうが、もたなくても十分に読める本であると感じる。
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