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[ 新書 ]
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宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書)
・佐藤 勝彦
【岩波書店】
発売日: 2008-11
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 393円〜
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・佐藤 勝彦
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カスタマー平均評価: 4.5
入門本のステップアップとして。 読んでみて、さまざまな専門用語が出てくるので、ある程度の基礎知識がある人向けと思いました。
新書ということもあり補足や図版も最小限なので、読むのに読解力と集中力を要します。
特に用語の相関関係が頭に入っていないと、途中でついていけなくなります。
逆に考えれば、このサイズに筋道立ててまとめるのはすごいことです。
ただ、私のような文系初心者にはやっぱり難しい。理系の大学生ならなんとかなるかもといったレベルでしょうか。
写真や図が多く入った、いわゆる初心者のための入門本から始め、次のステップとしてアカデミックなものもかじってみたいという方にはいいと思います。
神の視点で宇宙を見るようです サイモン・シンの宇宙創生を読んで久しぶりに宇宙論の本でもと思って新刊の本書を手に取りました。宇宙創成よりさらに面白かったです。
最新の理論と観測に裏付けられた本です。神の視点で宇宙や人類を見るような本です。
この宇宙を創造したのは誰か?...神を仮定しないのであれば当然無から生じなければならない。無からミクロのゆらぎによって生まれて急膨張した(不確定性理論、インフレーション理論)。そのシミュレーションは宇宙背景輻射の観測結果と合致する。
なぜ宇宙の組成や物理法則が人類に都合が良くできているか?...それは無数に存在する宇宙の中で、この宇宙がそういう宇宙だから。この宇宙だからこそ人類を生むことができた。
この宇宙に人類以外の文明が観測されないのはなぜか?...それは高度な文明は100年で絶滅するからではなかろうかと筆者の見解が書いてありますが、同感です。宇宙を観測することによって人類のこれからまで見えてしまうなんて。悲しくもあり、また人類が獲得した英知に感激します。
内容は難しい。しかしノーベル賞候補の人の本なので読んで損はなし インフレーション理論を唱えた佐藤氏の本です。宇宙のことが、今、どこまでわかってきたのかを解き明かしています。反物質の話もでてました。
ところどころわかる箇所もありましたが、やはり難しかったです。だけど、そもそも簡単なはずはないですよね。恐れ多くてこの評価以外はできませんでした。
「そういえば宇宙の果てはどうなっていたんだっけ」というような方には、入門書として、「面白いほどよくわかる宇宙の不思議(半田利弘)」の方がよいと思います。
宇宙論、という名の哲学書 素粒子物理学や宇宙論を大学などで体系的に学ばれた事のある人であれば、この著作は簡単に読んでしまわれるかもしれません。ですが体系的に学んだ事の無い私には、全編非常に興味深く、最後まで開いた口が塞がらない状態でした。
冒頭、一般相対性理論の結論”時間と空間が物質によって変形し、たわむ”数学的に表現するリーマン幾何学で、曲率が正であれば、三角形の内角の和が180度よりも大きくなる、と言われた時、私は想わず、デカルトの哲学書「省察」の一文を思い返しました。”例えば三角形を想像した時、それは不変であり永遠であり、・・・内角の和は二直角に等しい”(第五省察)、デカルトさん、三角形は不変でも永遠でもなかったのですよ。何か、日常生活のスケールを大きく越えた思考、曲率が正であれば宇宙は閉じた空間、果てが存在しない、果てが無い・・・一体どういう事なのでしょう。考え始めると、止まりません。
ビックバン理論による、この宇宙が一点(無)から始まったことや、相転移エネルギーや暗黒エネルギーにより今も宇宙は膨張を続けている、これらは「力の統一理論に基づいた宇宙創生の研究」「神を必要としない科学的創世記が描き出されて来た。」(42ページ)なのですね。
量子宇宙、素粒子理論を基にした宇宙創造の説明の中で「宇宙は無から生まれた」「無とは単に物質が存在しないという意味ではなく、その入れ物である時空(時間と空間)も存在しない状態である。」(94ページ)まるで宇宙論という題名の哲学書を読んでいるかのようです。著者は科学者です、いたって冷静に議論を展開してゆきます。”無”の状態であっても量子論的揺らぎ、が存在し、虚数の時間から実時間に変わる時点で、ある大きさの宇宙が「ポロリと現れる」(98ページ)難解ですが、あくまで冷静に科学に基づく説明を述べる著者に、何か惚れ惚れとしてしまいます。
最新宇宙論を新書で 宇宙論の国内第一人者による新書。最新の宇宙論をわかりやすく、よく新書サイズにまとめたな、という感じ。いろいろな類書があるが、後半の「宇宙の未来論」は他書ではあまりみられない、お得な部分かも。
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[ 単行本 ]
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宇宙論入門
・バーバラ ライデン
【ピアソンエデュケーション】
発売日: 2003-08
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,880円〜
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・バーバラ ライデン ・Barbara Ryden
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カスタマー平均評価: 4.5
良い入門書です。 一応、物理学の前提知識は、大学3回生程度のレベルが要りますが、
何より見安く、内容も易しめなので、入門者には最適で楽しく読める本です。
欠点を挙げるとするなら、訳本なので、訳がぐちゃぐちゃになってる所が多々、
数式や内容が間違っているところも多々あります;;
気付けば何て事はないですが、気付かないと頭を悩ます事になるかもしれません。
後、数式の途中式も多少省略して書かれているところや、
理解するには、高度な数学の知識が必要になるところも有りますが、そこは入門書と言う事で・・・
専門家の卵から趣味人まで 銀河などの構造形成の過程よりも、「入れ物」としての宇宙の記述に 重きを置いた入門書。 数式が山ほど出てくるが、多くは理系大学教養課程の微積分の知識が あれば追っていけるし、なによりこの本の優れたところは数式の物理的 な意味について言葉やグラフで丁寧に解説してくれるところ。このため 式の導出について読み飛ばしていってもエッセンスは理解できる(でき た気になる?)ようになっている。 まじめに学習したい人はもちろん、一般向けの「科学読み物」に飽き てちょっと上を目指したい趣味人にもオススメ。
孫の手。 宇宙論を専門としていない人にもわかりやく書いてあります。 かゆいところに手が届く。 脚注がおもしろい。
なかなか 面白い本ですね。読んでて楽しいですよ。 宇宙論を専門にする気がない人も楽しんで読めると思いますよ。 一読の価値ありです。
読みやすい 大学のセミナーで使っている本です。洋書ですが、内容的にも英語的にも非常に分かりやすく書かれていて、作者のユーモアが感じられます。 数式がかなり出てきますが大学初級レベルの数学が分かっていたらある程度はついていけるでしょう。宇宙論を勉強してみたい人は是非読んでみて下さい。
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[ 単行本 ]
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マンガ ホーキング入門―天才物理学者の人生とその宇宙論 (ブルーバックス)
・J.P. マッケボイ
【講談社】
発売日: 2005-11
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
Amazonポイント: 8 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 80円〜
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・J.P. マッケボイ ・J.P. McEvoy ・Oscar Zarate ・オスカー サラーティ
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カスタマー平均評価: 4
読みやすいことは確かです ホーキングの歩みを知るという点に限れば、興味深く読めました。ホーキングを中心に他にもいろんな科学者が登場するし、読みやすい。そもそも簡単なテーマではないので、うーんと易しく説明しても、ここら辺が限界なのではないでしょうか。ただ、2005年11月改訂版なので期待したのですが、われわれ素人用の本と割り切ったとしても、もう少し最新化する余地があるように思います。
個人的には、バチカンとホーキングに関するところがちょっと面白かった。「ビッグバンの後の宇宙の進化を研究するのはよろしい。しかし、ビッグバンそれ自身を調べてはいけない。それは創造の瞬間であり、神の穏業なのだから」。そんなことをバチカンに言われてもねえ。今は、ビッグバン以前にも焦点が当たっている時代なのだけれど。
まずはこれでホーキング宇宙論でも イラストを豊富に掲載し、物理学者ホーキングの生い立ちから彼の研究内容に至るまで
ニュートン、アインシュタインなどの理論も紹介しながらわかりやすくまとめた一冊。
文章も読みやすく、写真やイラストは内容を理解させるために一役かっています。
原書は1995年のものですので、最近の進展については巻末の"補筆"を読んでください。
また、書かれている内容を理解するには少し知識が必要だと思います。
ホーキング博士が宇宙論をどのように展開していったのか、ざっくりと理解するには
良い一冊でした。
ちょっと難しかったですが、最後まで楽しく読めました アインシュタインからはじまり、宇宙に関する、いろいろな考えや、それがどのように実験で確かめられたか、を歴史順に振り返ります。そして、ホーキングの生涯と、ホーキングが宇宙について、どう考えたか?が紹介されています。
量子力学や熱力学など、必要な知識も軽く説明されています。
「マンガ」とタイトルには、ありますが、マンガではなく、イラストが多いだけです。しっかり、文章で書いてあります。
素人です。ホーキングの考えや物理学の理論が、完全に理解できたかというと、少々???が残るところもありました。が、イメージは掴めた感じです。最後まで楽しく読めました。
イラストや図が多いため、分量的的には、コンパクトにまとめてあった印象です。数式もホトンドなく、「お話」風に理解できるように、工夫されていた、と思います。
物語の整理がいまいち下手で分かりにくい この本は日本人にとっては漫画ではなくて挿絵に漫画絵を使っているだけの本です。
欧米ではこれでも十分漫画なのでしょうね。
物語の整理がいまいち下手でホーキングの伝記としても、ホーキングの理論の説明としても中途半端に感じました。
特に仮想粒子の説明はこの本だけでは意味不明です。
この本の著者はカシミール効果からきちんと説明するべきです。
仮想粒子はブラックホールの蒸発を説明する上で重要だから説明に手を抜かないでほしいと思いました。
【挿絵】付きの「ホーキング入門」本、ホーキング宇宙論を歴史的に概観 タイトルが「マンガ・ホーキング入門」となっていますが、いわゆるマンガではありません。挿絵(イラスト)が多く文章は少なめ、という作りになっています。ですので、既刊の漫画本(「ホーキング―車椅子の天才物理学者」(丸善コミックス))等のようにホーキング博士の伝記的な内容とは違い、ホーキング宇宙論の内容を少しかじりますから、それらの漫画本よりは少し歯応えがあります。
私は大学の物理を少しはかじっており、既にホーキング博士の「宇宙を語る」「宇宙のすべてを語る」を読んでいるので、復習には丁度良かったと思います。挿絵が多いので数時間程度で読めました。この本の原作は1995年だったため、その後の10年間のupdate(ブラックホールの情報消失問題など)について訳者の方が補筆としてコメントを付けているところは好感が持てます。裏表紙で「中高生も気軽に楽しめる」とありますが、中高生が気軽に読めるかどうかは分かりかねます。但し「宇宙物理に興味のある中高生が大学に進んだらどういう物理に習熟することになるのか」という事項の整理になり、参考になるだろうと思います。
なお、この本でのフレッド・ホイル博士(ポール・ディラックの数少ない弟子!)の扱いが少し偏りすぎかもしれません。彼もノーベル賞を受賞してもおかしくない業績(B2FH論文に代表される「元素形成プロセスの解明」)をあげており、その辺りは「僕らは星のかけら」(マーカス・チャウン)に詳しく分かりやすく書かれています。この本を読めばホイル博士を見る目が変わると思いますょ。
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[ 単行本 ]
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目からウロコの宇宙論入門 (MINERVA TEXT S.LIBRARY)
・福江 純
【ミネルヴァ書房】
発売日: 2008-08
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,256円〜
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・福江 純
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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図解入門 よくわかる最新宇宙論の基本と仕組み―宇宙137億年を旅する (How‐nual Visual Guide Book)
・竹内 薫
【秀和システム】
発売日: 2005-03
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 540円〜
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・竹内 薫
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カスタマー平均評価: 4
21世紀の必読書 物理啓蒙書、専門課程の副読本を多く書いている竹内氏の宇宙論解説書。宇宙物理学で学位を取った彼の本領発揮といったところだ。「図解シリーズ」というとわかりやすさを重視するあまり「うわずみ」だけになってしまい、科学ファンにはいただけない内容になってしまうことがままある。しかし、本書は極限まで「軽量化」をはかりつつも、宇宙論の濃い部分はしっかり残り味わい深い。最新情報の間に古代からの宇宙論を挟み込んだのも読んでいて飽きが来ない。最新宇宙論を勉強したい、宇宙論って何?、ホーキングって何をやったの?等と思う人、文系にも理系にも適した読み物である。
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[ 文庫 ]
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宇宙論入門 (河出文庫)
・稲垣 足穂
【河出書房新社】
発売日: 1986-11
参考価格: 489 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 80円〜
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・稲垣 足穂
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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SF天文学入門〈下〉ダークマター・宇宙論・地球 (ポピュラーサイエンス)
・福江 純
【裳華房】
発売日: 1997-03
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 127円〜
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・福江 純
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カスタマー平均評価: 5
読み直す。 SF、マンガに出てくる天文の解説書なのだが、元の小説、
漫画を読んでいないと面白さ半減。
現実世界と作家の創作世界の間の面白さがわからない。
天文知識を得るには良い。
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[ − ]
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ビッグバンの発見―宇宙論入門 (NHKブックス (433))
・佐藤 文隆
【日本放送出版協会】
発売日: 1983-01
参考価格: 907 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
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・佐藤 文隆
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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マンガ難解 宇宙論入門
・山口 大輔 ・後藤 朋彦
【二見書房】
発売日: 1991-08
参考価格: 1,020 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
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・山口 大輔 ・後藤 朋彦
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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宇宙論入門―稲垣足穂コレクション (河出文庫)
・稲垣 足穂
【河出書房新社】
発売日: 1999-07
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 588円〜
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・稲垣 足穂
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カスタマー平均評価: 0
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