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[ 単行本 ]
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さらばアリストテレス―エピソード科学史異聞 (平凡社 自然叢書)
・金子 務
【平凡社】
発売日: 1993-04
参考価格: 2,528 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,600円〜
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・金子 務
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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キュリー夫人伝
・エーヴ キュリー
【白水社】
発売日: 2006-03
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,600円〜
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・エーヴ キュリー
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カスタマー平均評価: 5
現代を生きる私たちに多くのものを問いかける良書 ラジウムの発見とその生化学解析でノーベル物理学賞と化学賞を受賞し、キュリー夫人として有名なマリー・キュリーの生い立ちから生涯の幕を閉じるまでを綴った、実の娘の手によって書かれた自伝。
幼少時からの苦学する姿は広く知られていたが、科学研究を天職とするに至るまでの、紆余曲折の人生の中に、家族を愛し、名誉や金銭的栄達からは一線を画しながら、世間にひっそりと暮らそうとした彼女の姿が等身大にくっきりと浮かび上がる。勤勉と質素を絵に描いたような生活の中で優しく、そしてたくましく生きる一人の人間像は現代を生きる私たちに多くのものを問いかけている様に思う。
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[ 単行本 ]
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科学の誕生〈下〉ソクラテス以前のギリシア
・アンドレ ピショ
【せりか書房】
発売日: 1995-10
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
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( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 1,600円〜
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・アンドレ ピショ ・Andr´e Pichot
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ジパング江戸科学史散歩
・金子 務
【河出書房新社】
発売日: 2002-02
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 1,600円〜
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・金子 務
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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オイラー―その生涯と業績
・エーミール・アルフレート フェルマン
【シュプリンガー・フェアラーク東京】
発売日: 2002-04
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 1,596円〜
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・エーミール・アルフレート フェルマン ・Emil Alfred Fellmann
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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生命―「もの」と「かたち」
・木村 雄吉
【学会出版センター】
発売日: 1991-11
参考価格: 3,873 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,588円〜
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・木村 雄吉
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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チャールズ・バベッジ―コンピュータ時代の開拓者 (オックスフォード科学の肖像)
・ブルース コリアー
【大月書店】
発売日: 2009-06
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,590円〜
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・ブルース コリアー ・Bruce Collier ・Owen Gingerich
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀
・デイヴィッド サルツブルグ
【日本経済新聞社】
発売日: 2006-03
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,580円〜
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・デイヴィッド サルツブルグ ・David S. Salsburg
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カスタマー平均評価: 4
どっちつかずで煮えきらず 原著の表題は、"The Lady Tasting Tea: How Statistics Revolutionized Science
in the Twentieth Century"。
「紅茶のテイスティングをする御婦人」に関する話は冒頭で示される挿話。本題はあくまで、
「統計学が20世紀の科学にいかなる革命をもたらしたのか」をめぐる物語、K.ピアソン、
R.A.フィッシャーを筆頭に、統計学の進展とそれに寄与した人々の歩みを辿る。例えば、あの
ナイチンゲールの逸話にも一章が割かれている。
やりたいことは分かる。20世紀の純粋数学に比して、統計学のための統計学に陥るものでは
ないところを示したかったのだろう。各々の技術がいかなる背景から要請され、生み出され、
用いられ、結果としていかなる貢献を例えば統計学という領域に与えたのか、との語りは
有効なもので、極めて説得的なアプローチだとも思う。
ただし、正直なところ、あれもこれもと追いかけるあまり、どの要素についても中途半端な
記述に留まってしまった、との感は否めない。統計学の歴史を説くには各人の小伝があまりに
長く、全体の流れが間延びしてしまった印象を拭えない。かといって伝記としてはあまりに
簡潔で、また残念なことに、ストーリー・テラーとして才覚も筆者にはやや欠ける。
それこそラストで語られている、統計学が隣接諸科学にもたらしたパラダイムシフトこそが
筆者の最大の力点には違いないのだろうが、逆に、その話をしたかったのならば、通史は
ともかくとして、伝記的な記述は果たしてどれほど必要なものだったのだろうか、と疑問を
抱かずにはいられない。
テーマといい、つまらない本ではないのだが、何かと惜しい一冊。
未来を予測する科学の成り立ち 未来を予測する科学としての統計学。
難解な数式とグラフで苦労させられた学問ですが
その裏に隠された、実に人間臭いドラマの数々に
引き込まれます。
歴史の授業のような年号の組み合わせではなく
大きな学問の流れが読み取れました
最初と最後が面白かった ピアソン&フィッシャーの話が面白かった。
著者の専門とする医学薬学関連の統計学の話が中心となる中盤は、出だしとは違い急速に求心力を欠いたつまらないものに思えた。
一番最近の話題がブートストラップというのもなんだかさびしくて物足りない。
人間味溢れる研究者たちの横顔 年号を覚えるだけの歴史の授業は退屈ですが,語りの才能のある先生であれば楽しく聴講できるはずです.この本はそういう本.
統計学を勉強したことのある人にとっては聞き覚えのある名前の人物たち(ネイマン,ピアソン,フィッシャーなど)の横顔を,巧みな語り口で生き生きと見せてくれます.純粋に読み物として面白いし,この本を読んだあとならばいっそう統計学に親しみが持てるはずです.
おもしろくない統計学がおもしろく 統計学の”人”の方に焦点をあてて解説があるので
とても楽しく読めました.
統計自体にはあまり参考にできないとは思いますが,
統計をかじった程度の私には,「コロモゴロフ」という
人はこんな人だったんだぁなんて感じで身近に
感じることができました.
統計学に詳しい人が書いているようで,他の本では
回りくどくわかりずらく書いてあったことがすばりと
指摘してあったりして,その点も好感度を持ちました.
この本を読んで,デミングを読み進んでみようと思いました.
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[ 文庫 ]
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人間の測りまちがい 下―差別の科学史 (2) (河出文庫 ク 8-2)
・スティーヴン・J. グールド
【河出書房新社】
発売日: 2008-06-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・スティーヴン・J. グールド ・Stephen Jay Gould
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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人間の測りまちがい〈上〉―差別の科学史 (河出文庫)
・スティーヴン・J. グールド
【河出書房新社】
発売日: 2008-06-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・スティーヴン・J. グールド ・Stephen Jay Gould
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カスタマー平均評価: 3.5
グールド思想史の資料として エッセイのファンとして厳しく書かせて貰う。本書は差別の科学史という副題があるが、そのままに受け入れることはできない。と言うのも、社会生物学批判の項ではかなりインチキなレトリックを弄しており、他の部分もどれだけ誠実に書かれたかが分からないからだ。彼の友人パット・ベイトソンが指摘したように、「他人の不誠実を批判するときは標準以上に誠実であらねばならない」はずだ。
例えばウィルソンがヒトの行動の遺伝的基盤を根拠無しに”仮定”したことを批判したが、何かを仮定しなければ議論自体ができない。ウィルソンの差別主義的に思える言動だけを取り上げ、その直後の反差別主義的な結論は取り上げない。社会生物学は行動の可塑性や条件戦略的な発現に関心を持っているが、その点を無視し生物学的決定論だと言い続けたなどだ。知能検査でもgは議論は続いているが、信頼できる値として(非差別主義的に)広く用いられている。これらの箇所は全体からすれば2,3割なので、いくつかの不誠実を理由に本書全体を否定するのはフェアではない。しかし読者は十分に留意しつつ読まなければならないだろう。
グールドが環境決定論的な思想を好んだり、人の本性の遺伝の研究に反対するのは構わないが、嘘を用いて相手の信用を傷つけるような戦略を用いるべきではなかったと心から思う。差別主義に反対する天使のグールドと、嘘をつき議論を歪めて伝える悪い部分が混在している本書はグールド思想研究の重要な資料だ。
グールドファンには必要ない? 内容はグールドのエッセイ集で触れられていることばかりです。(尤も原書の出版年からすればこっちが先ではあるのでしょうが)訳も渡辺政隆氏のものと比べると数段劣ります。
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