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[ 単行本 ]
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古代のエンジニアリング―ギリシャ・ローマ時代の技術と文化
・J.G. ランデルズ
【地人書館】
発売日: 1995-11
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,699円〜
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・J.G. ランデルズ ・J.G. Landels
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ダーウィンと家族の絆―長女アニーとその早すぎる死が進化論を生んだ
・ランドル ケインズ
【白日社】
発売日: 2003-12
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
Amazonポイント: 39 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 2,695円〜
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・ランドル ケインズ ・Randal Keynes
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カスタマー平均評価: 4.5
子煩悩ダーウィンが進化論を生んだ! まれに見る家庭人でもあったダーウィンは、敬虔なクリスチャンの妻エマとの間に10人の子供をもうけたが、そのうち3人に先立たれ、なかでも10歳まで成長した長女アニーの死は彼に大きなショックを与えたという。エマはアニーの形見の品を小さな箱(原題の Anni’s Box)に収めていたが、それを150年ぶりに再発見したのがダーウィンのひ孫にあたる著者。これに触発された彼は、さまざまな資料を渉猟しながら丹念にダーウィンと家族との絆をたどった本書の執筆に至る。資料の中核となったのが、ダーウィンが残した膨大な量の書簡とノートブック、エマの日記、そしてケンブリッジ大学をはじめイギリス各地に保管されている関連文書であることは言うまでもないが、著者はそれに加えて、同時代の小説、詩集、旅行記、子供向けの読み物、新聞記事、あるいは教会での牧師の説教の記録や、召使い心得などを参照し、関係者ゆかりの人々への聞き取り取材まで行っている。そうした豊かなディテールのおかげで、簡素な自伝では単にうかがい知るだけだった家庭人ダーウィンとその家族の肖像がくっきりと浮かび上がってくる。 その家庭生活がダーウィンの学問的思索に大きな影響を与えたとする著者は、彼の主要著書中の対応箇所を具体的に示しており、このあたりはたいへん興味深いものがある。ただ同時に本書は、ビクトリア時代の(特に富裕階級の)人々の暮らしぶりや死生観、そして信仰と理性との折り合いのつけ方などに興味を持つ文化系の人にも興味深く読んでもらえるものと思う。 なお、Hippolyte Taineという人名を初出でテーヌと表記した直後にタインと受けていたり、いくつか意味を取り違えているのではと思われる部分はあるものの、原著にはない中見出しを加えるなどの工夫も施された訳文は全体に読みやすい。一般受けはしそうもない地味な本書の刊行に踏み切った版元の意気込みも高く買いたい。
直系子孫の書く温かい伝記 ダーウィンの曾曾孫にあたるケインズ(この方はメイナードケインズの甥の息子にあたる)によるダーウィンの家族生活に焦点を当てた伝記.直系の子孫に伝わるアニーの文具箱に触発して書かれたとある.子孫ならではの思い入れが感じられ豊富な資料に基づく丁寧な本である.(家族の系図なんかがしおりにしてあるつくりも親切でいい)伝記だけでなくその人間の進化について思索とのかかわりをつづってある.数年前に読んだデズモンドとムーアによるダーウィンの伝記を読んだときの感動が甦る.ある意味その補完のような部分がある.やっぱりアニーが亡くなるところは泣かされてしまいました.
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[ − ]
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南方熊楠を知る事典 (講談社現代新書)
【講談社】
発売日: 1993-04
参考価格: 1,529 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,625円〜
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カスタマー平均評価: 5
再版を望む 熊楠が気になっていたので 何の気なしに買っておいた。その後廃版になっている様子であり 思いついた時に買っておいて本当に良かったと思っているところだ。
熊楠は有名人ながら 彼自身の文章が極めて読みにくいこともあり あまり読まれていないような気がする。その点で 本書は熊楠が掲げた課題、抱え込んだ問題を 分かりやすく解説している点で非常に 役に立っている。
このような良書を出した講談社現代新書の見識には感心する一方、その後 廃版のままにしておく「不見識」(?)には 感心しない。もちろん 何か外部の人からでは伺えない理由があるのかもしれないが。是非 再版を期待したい。といっても僕はもう持っているわけだが。
熊楠に関する総合事典 平凡社版「南方熊楠全集」の校訂者や若手気鋭研究者などが編んだ熊楠 に関する総合事典。貴重な情報がいたるところに散りばめられている。 こうした便利な事典が品切れのままでいるということは、非常に惜しい 事だと思います。南方の思想がいろいろな観点から見直されている今、 関心を持つ方々にぜひ勧めたい一冊です。
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[ 単行本 ]
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アインシュタインは語る
【大月書店】
発売日: 2006-08
参考価格: 3,675 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,662円〜
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カスタマー平均評価: 5
拝啓、アインシュタインさん 天才というイメージばかりが先行するアインシュタインさん。
けれど、どんなに神がかった仕事を成し遂げた人だって、
人は人なんだな。理論物理の功績ばかりでなく、
晩年は積極的に人道問題や平和運動に全力を傾注した博士も、
日常では頑固だったり皮肉屋だったり奥さんに手を焼いていたりと、
当然の人間臭さを振りまいていたようで。
でも、あまり個人的なことに拘りすぎていなかったという点は
あれほどの広い視野を持ち得た傑人ならではという気もする。
こだわらなすぎて、大統領の招待にも靴下をはかずに出かけたり、
箒のような髪の毛を侍る女性に弄ばれるままにしていたりと、
深遠なるテーマにかかり切りの人は、
些か身辺がおろそかになるらしい。
それにしても、けたたましい笑い声や、
信じられないくらいうるさい鼾とやら、ぜひ聞いてみたかった。
真の天才とは 後々の人間は論理的に考えれば相対性理論はアインシュタインでなくとも発見できたはずだっと言ってアインシュタインにケチをつけ、ラマヌジャンやダヴィンチを持ち上げます。しかし論理的に考えて相対性理論を理解することと無から相対性理論を創り出すことは全然違います。そもそもアインシュタインが論理的に考えて発見したかも疑問です。このレビューを読んでくれている人は数学の公式を幾つか証明することが出来ると思います。しかしそれらの公式をあなたは無から導き出すことはできましたか?おそらく無理でしょう。畑村洋太郎先生は論理的に説明すれば数学はわかるというのはまちがいだと仰っていますが本当にそうだと思います。口を開けば論理論理と言っている連中は受験数学にはまった純粋学問とは無縁の人たちでしょう
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[ 単行本 ]
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君子未然に防ぐ―地震予知の先駆者今村明恒の生涯 (TUP叢書)
・山下 文男
【東北大学出版会】
発売日: 2002-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,636円〜
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・山下 文男
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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電磁波を拓いた人たち―日本人も歩んだ400年の旅
・福田 益美
【アドスリー】
発売日: 2008-11
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
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・福田 益美
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カスタマー平均評価: 5
電磁波にまつわるさまざまな話を編纂したもの。 電磁波にまつわるさまざまな話を編纂したもの。
人と製品と技術のバランスがよい。
いろいろな挿話が楽しく、著者の人柄がうかがい知れる。
大学の1年生が、これから専門分野に進むための背景としてやる気になるためのきっかけになると嬉しい。
内容は電磁波というタイトルに収まりきらない内容充実の科学技術発展の裏話! タイトルから電磁波の技術的な側面とその社会への応用技術の歴史の話だと思っていた。しかし、内容は、いわゆる歴史上の著名な科学者や発明家のそれぞれの発明発見にまつわる話にとどまらず、今日、便利を享受しているTVやインターネットや携帯電話といったモノができるに至ったことにかかわった無名だが偉大な人物の数々の話を極めて体系的に見事に纏められている。このようなカタチにまとまったことがひとつの大きな価値で、理系を志す人間の必読の書として良いのではないかと思う。
荒皮膚(around fifty)の方にもお薦めのグ? 「電磁波」に魅了され、それを開拓してきた人々を400年におよぶ大河ドラマにして紹介している。第1部では、支倉常長とガリレオの出会い(本書中唯一のフィクション)、平賀源内とフランクリン、ナポレオンも利用した腕木通信システム、などなど興味深いエピソードが続く。相対性原理の発見と量子力学の誕生は20世紀前半のメイン・イベントだが、やはり第2部の圧巻は、亡命ユダヤ人科学者たちが参加した原爆開発物語だろう。第3部を読み、マイクロプロセッサーの誕生や、携帯電話、インターネット技術の開発に日本人が大きく関わってきた事を知り、何となく納得。最終章「タモスの警告」で、著者は“画期的な発明や発見ほど、それが人類にもたらす負の部分も大きい”と科学技術がもつ問題点を指摘している。目から鱗の一書である。
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[ 単行本 ]
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レイチェル・カーソン
・上岡 克己 ・原 強 ・上遠 恵子
【ミネルヴァ書房】
発売日: 2007-05
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,624円〜
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・上岡 克己 ・原 強 ・上遠 恵子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ファラデーが生きたイギリス (ファラデーブックス)
・小山 慶太
【日本評論社】
発売日: 1993-12
参考価格: 1,529 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,600円〜
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・小山 慶太
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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文明のなかの博物学―西欧と日本〈下〉
・西村 三郎
【紀伊國屋書店】
発売日: 1999-09
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 3,360 円(税込)
Amazonポイント: 33 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,590円〜
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・西村 三郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ランダウはこう語った
・マイヤ ベラサプ
【大竹出版】
発売日: 2008-05
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,536円〜
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・マイヤ ベラサプ
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カスタマー平均評価: 0
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