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[ 単行本 ]
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ホレーショ・ホーンブロワーの生涯とその時代
・C. N. パーキンソン
【至誠堂】
発売日： 1997-11
参考価格： 1,377 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 5,199円〜
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・C. N. パーキンソン
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カスタマー平均評価：  5
シャーロック・ホームズと同様の扱い･･･架空伝記
いわずと知れたフォレスターの海洋冒険小説の英雄、ホレイショ・ホーンブロワー海軍元帥、子爵の伝記です。
貴重な肖像画あり、屋敷の絵などもあり、大変貴重なものです。
･･･と言って、ホーンブロワーが小説の主人公であることはみんな知っていてのお遊びです。
でもものすごい知識と創造力を必要とする力作です。
架空の人物の伝記では名探偵シャーロック・ホームズがあります。
シャーロキアン達は世界各国で、ホームズの研究をしています。もちろん遊びです。でも真剣に、中には学術論文のようなものを書いているファンもいます。
つまりホーンブロワーはホームズと同じぐらい人気があり、親しまれているということです。
彼のファンならば絶対に入手すべきです。後悔しません！
パーキンソン一流のハッタリ本
この本はホーンブロア・シリーズ本来の著者、セシル・スコット・フォレスターの作ではなく、パーキンソンの法則で有名なC.N.パーキンソンの著作である。彼は、架空の人物である英国海軍の英雄ホーンブロアをさも実在する人物のように描いている。子供の時のオモチャ、海軍本部へ送った報告書、銀行の貸金庫から出てきた彼の遺言など、予備知識なく読む人はすっかり騙されること請け合いである。
また、既にホーンブロア・シリーズを読んで十分な予備知識のある人にとっても、C.N.パーキンソン一流のハッタリに苦笑しながらフォレスターの続編として十分に楽しめる一冊である。
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[ 単行本 ]
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ガリレオ研究 (叢書・ウニベルシタス)
・アレクサンドル コイレ
【法政大学出版局】
発売日： 1988-03
参考価格： 5,040 円（税込）
販売価格： 5,040 円（税込）
Amazonポイント: 50 pt
( 在庫あり。 )
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・アレクサンドル コイレ
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カスタマー平均評価： 5
ガリレオ像に一石を投じた一冊
７０年前の本の２０年前の翻訳。
巻末の訳者後記がとても良く、出版後少し経ってからアメリカで戦後注目されたことなど、ガリレオ研究の軌跡を概説していて、「胸をわくわくさせる」書物でありました。内容は科学史としては左よりで、一般向けというより科学史研究者向けですが、物理を教えるものとして本棚に積読しておきたい本の一冊です。
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[ 単行本 ]
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図説 20世紀テクノロジーと大衆文化
・原 克
【柏書房】
発売日： 2009-06
参考価格： 5,040 円（税込）
販売価格： 5,040 円（税込）
Amazonポイント: 50 pt
( 在庫あり。 )
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・原 克
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カスタマー平均評価： 0
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[ 単行本 ]
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韓国科学史―技術的伝統の再照明
・全 相運 ・宮島 一彦 ・武田 時昌
【日本評論社】
発売日： 2005-10
参考価格： 12,600 円（税込）
販売価格： 12,600 円（税込）
Amazonポイント: 126 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格： 5,000円〜
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・全 相運
・宮島 一彦
・武田 時昌
・全 相運
・許 東粲
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カスタマー平均評価： 0
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[ 単行本 ]
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スティーブンソンと蒸気機関車 (原図で見る科学の天才)
・コーリン・クレスウェル ドーマン
【玉川大学出版部】
発売日： 1992-02
参考価格： 1,575 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 4,975円〜
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・コーリン・クレスウェル ドーマン
・Colin Cresswell Dorman
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カスタマー平均評価： 0
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[ 単行本 ]
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盲目の科学者―指先でとらえた進化の謎
・ヒーラット ヴァーメイ
【講談社】
発売日： 2000-09
参考価格： 1,995 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 4,965円〜
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・ヒーラット ヴァーメイ
・Geerat Vermeij
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カスタマー平均評価： 0
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[ − ]
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論集 日本の洋学〈1〉
【清文堂出版】
発売日： 1993-12
参考価格： 4,935 円（税込）
販売価格： 4,935 円（税込）
Amazonポイント: 49 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
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カスタマー平均評価： 0
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[ 単行本 ]
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ナイチンゲール 神話と真実
・ヒュー スモール
【みすず書房】
発売日： 2003-06
参考価格： 3,150 円（税込）
販売価格： 品切れ中
中古価格： 4,800円〜
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・ヒュー スモール
・Hugh Small
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カスタマー平均評価：  4.5
ハラハラドキドキの推理ショウの形式をとったユニークな一冊
この本を、一人の偉人の生涯を綴った伝記と思ってはならない。
この本は、彼女が残した書簡をもとに、著者が謎解きを進めていくものである。
その謎解きから、一体彼女は何を考え、どんな行動をとっていったのかを辿るものである。
従って、この本は、ハラハラドキドキさせられるサスペンス推理ミステリーノンフィクションなのである。
読んでいくと、必然的に読者も推理に参加させられてしまう。従って、次への展開が示唆され、時には不安にさせる。ドキドキワクワクも、一度読み出したら最後まで止まれなくなる。
かといって、翻訳本ながら、小難しく非常に読みにくいものでもなく、日本人にも案外読みやすかったりする。ちなみに、本文中に、挿絵や相関図やイメージ図などといったものは一切ない。
著者の大胆な推理ショウには、度肝を抜かされ、一般的に定着している「偉人」ではなく、一人の人間・一人の女性のとった人生の行動と思想を、サスペンス推理で解き明かそうとする試みには、新たな一石を投じた一冊といえよう。
しかし、尋常では考えられないほどの書簡を残し、これほどまでに有名で、さまざまな伝記も書かれて読まれているのにも関わらず、正確な「一貫した」人物像が未だに「完全に定まっていない」彼女の人生の研究は、2010年に生誕190年・没後100年を迎えるにあたって、これからこそ本格化していくことを期待したい。
反病院、反医学、反看護
歴史に名を連ねる活動的な偉人で、何年も幽閉状態ないし無活動状態だった人がいる。イギリスのマルクス、夏目漱石、島流しの西郷隆盛、ある時期のベートーベンなどなど。
ナイチンゲールも異常なまでに活動的な印象があるのに、クリミア戦争後、10年間も寝たきりだったとは意外だった。
しかし、この無活動状態にこの本に書かれているような意味があるとすれば、やはり凄い人だと思う。一種の天才だ。
有名な「看護覚え書｣も反病院、反医学、反看護の観点から書かれたものとして読むと納得がいく。
たぶん、作者スモールも単なる罪の意識から虚脱状態に陥ったとは考えていないと思う。というか、これは罪の意識とはいえないだろう。
ナイチンゲールから始まるといわれる近代看護学の起源についても考え直さざるを得ない。
 偉人ナイチンゲ−ルの人間らしさ
偉大なナイチンゲールも実は病的に苦悩した一人の看護婦であった、ということを２通の手紙を元に謎解きをする。自分の失敗を自ら明らかにし、更にそれを乗り越えて、改革に力を注ぎ、後世に残そうとした姿に感動する。ナイチンゲ−ルが、環境にこだわった看護論を展開した訳もわかり、彼女の偉大さが、人間らしさとともに、再認識された。
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[ 単行本 ]
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中国化学史 (科学史ライブラリー)
・島尾 永康
【朝倉書店】
発売日： 2005-03
参考価格： 6,090 円（税込）
販売価格： 6,090 円（税込）
Amazonポイント: 60 pt
( 在庫あり。 )
中古価格： 4,730円〜
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・島尾 永康
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カスタマー平均評価： 0
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[ 単行本 ]
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リーゼ・マイトナー―嵐の時代を生き抜いた女性科学者
・R.L. サイム ・米沢 富美子
【シュプリンガーフェアラーク東京】
発売日： 2004-03
参考価格： 4,725 円（税込）
販売価格： 4,725 円（税込）
Amazonポイント: 47 pt
( 在庫あり。 )
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・R.L. サイム
・米沢 富美子
・Ruth Lewin Sime
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カスタマー平均評価： 5
男女間の「知的な愛」(Philos) の一例
ドイツの首都ベルリンに「カイザー・ウイルヘルム研究所」（ＫＷＩ）という世界
の物理や化学の分野を当時リードしていた国立研究所があった（戦後、「マック
ス・プランク研究所」と改称される）。この研究所は、それまでにアルバート・
アインシュタインやマックス・プランクなど数々の優秀な科学者を生み出してき
た。さて、ウイーン生まれのリーゼ・マイトナー（１８７８ー１９６８）が１９
０５年にウイーン大学で物理学の博士号を取得後、キュリー夫妻のラジウム研究
に憧れて、１９０７年にマリー・キューリーの弟子になりたいと申し出たが、何故
か断わられた。それは、ピエール・キューリーの悲惨な事故死の直後だった。
りーぜはしかたなく、ベルリンのＫＷＩにある化学者オットー・ハーン（１８７
９ー１９６８）の研究室に助手として働くことになった。以来とても気の合った
同僚として、数々の原子物理学に関する共同研究を３０年間にわたり続けた。と
ころが、１９３３年にヒットラーが政権を獲得し、ユダヤ人迫害を開始するや、実
はユダヤ人であるリーゼは、教師や助教授の称号を剥奪され、更に１９３８年に故
国オーストリアがドイツに併合されるや、スエーデンに亡命せざるをえなくなった。
こうして、彼らの長年にわたる共同研究に終止符が打れたが、その直後に、オッ
トーとその同僚が、極めて奇妙な現象を発見した。ウランに中性子をぶつけると、
反応生成物の中にバリウムが存在するという分析結果だった。
オットーがその結果を論文にして、科学雑誌に投稿直後、リーゼに論文のコピーを送っ
た。その論文を読むや、彼女はその反応が「ウランの核分裂」であることを直感
した。そして、その核分裂の結果、膨大なエネルギーが放出されることを算出して、
英国の有名な雑誌「ネイチャー」に核分裂と題する論文を発表した（皮肉にも、オッ
トー自身はまだ、それが核分裂であることに気づいていなかった）。以来、彼女
の論文に基づいて、ヒットラー政権と米国政府との間に、史上初の「原子爆弾」開
発をめざす壮烈な競争が始まった。その結果は、今日誰もが知るところである。ド
イツは戦争にも核開発競争にも敗れ、米国が降服寸前の日本に原爆を２発も投下し
て、広島と長崎にあの悲劇をもたらした。
もし仮に、オットーがリーゼに投稿論文のコピーを送らなかったら、あるいはヒッ
トラーがドイツに台頭しなかったら、米国でそんなに早く原子爆弾は開発されな
かっただろう。皮肉にも、１９４４年にノーベル化学賞をもらったのは、史上初
の核分裂を起こした実験者のオットーだけで、それが核分裂であることを初めて
指摘した理論家のリーゼではなかった。ヒットラー政権下で、核爆弾開発研究に
従事したオットーと、それに終始反対したリーゼとの間に、戦後、当然ながら不
和が生じた。情熱的なフィロスに終焉が訪れた。「ヒューマニズム」という問題
で、両者の間にはっきりとした温度差が生じたからだ。
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