科学・テクノロジーに関するおすすめ本を紹介。是非読んでほしい本から、読んではいけない本まで正直に書評しています。

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エネルギー

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核融合 (新OHM文庫) EDMC/エネルギー・経済統計要覧(英文版)〈2006〉 はじめて学ぶ熱・エネルギー 河上肇獄中往復書簡集〈下〉 あなたにもできる常温核融合実験!?―電極が光る、交流電解法 原子力発電がよくわかる本 日本の水資源〈平成8年版〉水資源の有効利用 文明とエネルギー―エネルギー利用の歴史 放射線防護の基礎 検証 非核の選択―核の現場を追う
核融合 (新OHM文庫) EDMC/エネルギー・経済統計.. はじめて学ぶ熱・エネルギー 河上肇獄中往復書簡集〈下〉 あなたにもできる常温核融合実験.. 原子力発電がよくわかる本 日本の水資源〈平成8年版〉水資.. 文明とエネルギー―エネルギー利.. 放射線防護の基礎 検証 非核の選択―核の現場を追..


核融合 (新OHM文庫)

[ 単行本 ]
核融合 (新OHM文庫)

・杉浦 賢 ・谷本 充司
【オーム社】
発売日: 1989-05
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,800円〜
核融合 (新OHM文庫)
杉浦 賢
谷本 充司
カスタマー平均評価:   0

EDMC/エネルギー・経済統計要覧(英文版)〈2006〉

[ 単行本 ]
EDMC/エネルギー・経済統計要覧(英文版)〈2006〉

【省エネルギーセンター】
発売日: 2006-03
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
 Amazonポイント: 25 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,800円〜
EDMC/エネルギー・経済統計要覧(英文版)〈2006〉 ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:   0

はじめて学ぶ熱・エネルギー

[ 単行本 ]
はじめて学ぶ熱・エネルギー

【工業調査会】
発売日: 2007-10
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
 Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,800円〜
はじめて学ぶ熱・エネルギー ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:   0

河上肇獄中往復書簡集〈下〉

[ 単行本 ]
河上肇獄中往復書簡集〈下〉

・河上 肇
【岩波書店】
発売日: 1987-03
参考価格: 4,410 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,798円〜
河上肇獄中往復書簡集〈下〉
河上 肇
カスタマー平均評価:   0

あなたにもできる常温核融合実験!?―電極が光る、交流電解法

[ − ]
あなたにもできる常温核融合実験!?―電極が光る、交流電解法

・幸村 勲
【技術出版】
発売日: 1994-02-10
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,798円〜
あなたにもできる常温核融合実験!?―電極が光る、交流電解法
幸村 勲
カスタマー平均評価:   0

原子力発電がよくわかる本

[ 単行本 ]
原子力発電がよくわかる本

・榎本 聰明
【オーム社】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
 Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,794円〜
原子力発電がよくわかる本 ※一部大型商品を除く
榎本 聰明
カスタマー平均評価:  5
原発賛成,反対いずれの人にも好適な教科書
本書のように,原発の技術的問題を一般向けにわかりやすく,それも政治的な色づけなく書いた本は意外に少ない.原子の構造から,原子炉の構造,運転,安全性,リサイクル,廃棄物問題,そして政治的問題まで,幅広く書かれている.技術的な内容はかなり詳しいが,必要に応じてかなりかみ砕いてあるので,高校初級程度の物理化学の知識があれば容易に理解できる. 著者は東大工学部卒,東京電力入社後,原発所長,重役まで勤めたエンジニアである.その点,一貫して「体制側」に身を置いた人物なので,それなりのバイアスを危惧したが,これは全くの杞憂であった.エンジニアとしての完全に中立な立場から,客観的に原発のプラス面,マイナス面,現状が淡々と,理路整然と述べられている.原発をもっと作れとも,止めろとも言っていない.それを判断するのは読者である.読み終わって,自分なりに考えることができる知識が身についたように思う. 純粋に原子力発電の基礎を勉強したいという目的にはもちろんのこと,「原発賛成」「原発反対」いずれの立場の人にとっても,客観的,科学的な議論をする前提知識を得るために好適な教科書だと思う.

日本の水資源〈平成8年版〉水資源の有効利用

[ 単行本 ]
日本の水資源〈平成8年版〉水資源の有効利用

【大蔵省印刷局】
発売日: 1996-08
参考価格: 3,262 円(税込)
販売価格: 3,262 円(税込)
 Amazonポイント: 32 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,792円〜
日本の水資源〈平成8年版〉水資源の有効利用 ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:   0

文明とエネルギー―エネルギー利用の歴史

[ 単行本 ]
文明とエネルギー―エネルギー利用の歴史

・野原 博
【展転社】
発売日: 1992-09
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,792円〜
文明とエネルギー―エネルギー利用の歴史
野原 博
カスタマー平均評価:   0

放射線防護の基礎

[ 単行本 ]
放射線防護の基礎

・辻本 忠 ・草間 朋子
【日刊工業新聞社】
発売日: 2001-03
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
 Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,790円〜
放射線防護の基礎 ※一部大型商品を除く
辻本 忠
草間 朋子
カスタマー平均評価:   0

検証 非核の選択―核の現場を追う

[ 単行本 ]
検証 非核の選択―核の現場を追う

・杉田 弘毅
【岩波書店】
発売日: 2005-12
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
 Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,790円〜
検証 非核の選択―核の現場を追う ※一部大型商品を除く
杉田 弘毅
カスタマー平均評価:  5
久間防衛相発言に思う
日本でもやっとしっかりした核兵器研究の本が出たという感動を持った。それは、この本が戦争中の日本の原爆開発研究から説き起こして、日本の核兵器武装研究を通史として書いている点からそう思う。つまり、核兵器を軍国主義の国であれ、民主主義の国であれ、国家安全保障上、常に保有を検討しなければならない、兵器であるとの国際常識があり、著者はその視点から、日本でタブー視されてきた核保有を正面から切り込んだのだろう。もちろん、結論は「保有は不要」となるわけで、穏健な安全保障観に立っている。特に、面白いのは、日本の核保有研究を他国の例と、技術力、安全保障環境、国内政治状況などの面から、冷静に比べている点だ。これもこれまでの日本における「核は絶対悪。日本では考えることも許されない」という視点を越えた。安全保障や国際政治の研究者にとってそれほど違和感のない久間防衛相発言があれだけ叩かれる国で、画期的とも言える。核武装研究者に一人ひとりインタビューしている点は、非常に面白く読ませる本にしている。北朝鮮の核実験にいたずらにお騒ぎしている本とは明らかに違う質の高さがある。もの足りないのは、分量が足りない。もう少し、大きな本に書くテーマだろう。
北朝鮮の核実験に学ぶ
北朝鮮がとうとう核実験をした。案の定日本の核保有論を声高に言う人がでてきて「非核の選択」が危うい時代がやってきた。日本の核武装研究本では一番詳しく、エピソードも豊富と聞かされて読んでみたが、手を抜かずに調べ足を運んで当事者に聞いて話を聞いているので、安心できる内容だった。アメリカの政策の変化で日本の核政策がぶれていくくだりが、なるほどと思わせる。ただ、日本の政治家の本音が皆今は物故者となっていることもあり、今ひとつこの本を読んだだけでは分からない。本当に核を持ちたかったのか、対米けん制で言ってみただけなのか。北朝鮮の核実験で突然、日本の核保有が話題になっているが、実は中国が核実験をした1960年代以降に日本は核を持つべきかどうか、政府がかなり研究していたことは本書が指摘するように、あらためて知っておくべきだろう。そうした研究の結論を読むと、北朝鮮が核実験をしたと言っても、まだまだ日本の道は変わらないように思える。
核の本ではベスト
核兵器に関する日本や各国の歴史的な動きと現在のナマの国際政治の視点、さらに日本の核武装研究についての網羅的な調査が組み合わさった本で、日本で出版された核兵器に関する本ではベストだと思う。精密で時間をかけたリサーチがうかがわれる。読みやすい文体でフムフムと頷きながら、頁をめくった。日本では珍しい質の高い核兵器研究だろう。それにしても、核を持っていないと、国際政治のゲームに参加できない事情がよく分かった。日本はそれでも核を持たない選択をした。これは大変な覚悟だ。
タブーを破った
日本の核武装と言えば、核肯定派も反核派も、観念論、感情論でこれまで熱を上げてきたというのが、安全保障論を研究する者たちの感想です。 筆者は数々の日本の核武装研究を一つずつ取材し、ナマの声で事実を明らかにしている。初めてタブーを破り、一頁ごとに読み応えのある内容となっている。クールに核武装研究グループのうごめきを伝える筆致がジャーナリストらしい。論文の参考にもなりました。 読んでいて、時代時代の風景が浮かび上がってくる不思議な本だ。 日本の核武装研究者への軟らかなまなざし、世界各国の核武装の丹念なフォローを読むと、この筆者は本当は核武装論者ではないか、とのかすかな疑念もわいてくる。
核武装研究の体験談が面白かった
日本の核武装研究を戦前のニ号研究から説きおこし、戦後の自衛隊、防衛庁、内調、外務省、民間団体の研究までここまで全体的にまとめた本はほかに知らない。研究に携わった当事者の体験談が次から次に出てきて迫力がある。ファクトを集めたドキュメントタッチの展開は、共同通信ワシントン支局長が書いただけあって読ませる。日本の核武装を促したのも、封じたのもアメリカだということが分かった。アメリカの手のひらで遊ばれる日本が描かれている。後半に書いてある世界各国の核武装の動きも初めて知る話が多かった。マンハッタン計画は詳しく読んだことがあったが、この本にはイギリスやフランス、中国、インド、イスラエルがどうやって核を手に入れたかが書いてあると、日本だってと思うのは自然だろう。ドイツやスイス、スエーデン、ユーゴスラビアまで核武装を本気で目指したとはショックでもある。こうしたことはほかの本には出ていない。核武装をすべきだ、駄目だ、といった論を展開する前にまず読むべき本だろう。ただ、あれこれ書きながら、核はいらないという結論になっているところが、大メディアで生きるジャーナリストの思考の限界でしょうか。

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 更新日 2009年7月9日(木)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク